研究計画書デザイン1 [読書会]
読んだ本を身につけるためにもアウトプットをシリーズ第1弾
途中まででも書きます。
なお個人的なアウトプットということで、気になったところのみを抽出しています。
今回の本は
【研究計画書デザイン】 細川秀夫著
研究に対して深めていきたいのはもちろんだけれど、その方法やあり方をデザインしていくという着眼点のもの。いくら意欲があってもその設計図がないと実行していくためのハードルが高い。ましてやそういったフレームワークに弱く、企画力はともかく計画・経営力に乏しい私にとっては必要な本でした。また同著は大学院を前提に置きつつ、専門学校との比較、そして将来にわたる研究性の意義についてもフレームワークとともに述べています。
以下【】内は同著からの引用
▼前書き
【日本の教育行政の方針が大きく変化し、独立大学院の設置が積極的に認められ始めた】
つまりは、大学に求められるのは「専門性」ではなく、より幅広い「教養」。その証拠に企業などでは独自の教育カリキュラムを開発しているとも。確かに。
▼第1章ー1 今、なぜ大学院か
今、大学院に進んで勉強しようとしている人たちの主な理由が以下のようにまとめられています。
【①修士の資格が必要 ②日々の実践を裏付ける理論的な根拠が欲しい ③教育や研究のノウハウを体系的な観点から学びたい】
私の場合も②③に該当しました。
企業などから専門性を期待されない状況の中で、では大学院に期待されていることは何かという問には【新しい企画プロジェクトを組織したり、様々なプログラムや活動のコンセプトを立案したりするの能力を持つ人材の育成】としています。また海外で働くには修士号が必要なケースが多いとも。
【とにかく仕事をしたい、この気持ちから無我夢中で仕事をしてきて、ふと気がつくと、いったいこれでいいのかどうか不安……】
【理論的な裏付けがないため、突っ込まれると自信がない。】
筆者は日本語教育の実践・研究家であり、私としても教育に携わる身から共感することが多いです。また周囲の方々もこのように考えている教員の方々、研究者の方々の話も聞いているのでこのことは切実でした。
また専門学校との比較において、以下のように特徴をまとめています。
【専門学校の場合、多くは実務に関する技術やノウハウを教えることに的を絞っていますから、そのカリキュラムに即して、できるだけ実践的な指導ができるような人材を求めるはずです。】
【大学院2年間の計画が自分の問題として明確に提示できれば、とりあえずスタートすることはできます。大学院の利点としては、たんに技術的なノウハウばかりではなく、その分野の理論的背景や実践と研究との相互関係などを体系的に学べるということです。】
納得しました。
私のところで置き換えると、やはり大学院にあるかと。以前から考えてはいたけれど、また距離が近くなった気がします。
ただ、今現在としては手順や方法論を意識していきたい。その中で道筋として見えた時には大学院進学を考えていきたいと思っています。
▼第1章−2 充実した生活と仕事のために
この項で一番共感するのは、「振り返り」についてでした。
日頃から振り返りの意味を考えている身として、他者から言葉として改めてその意義を提示されるのは良い学びになりました。良い実践のために、ということで以下のように述べています。
【このことを考えるためには、まず自分のクラスを振り返らなければなりません。振り返りとは、自分のクラスで行われていることはいったい何なのか、クラスの設計は十分に生かされているか、その設計に基づきどのような方法を用いているか、それはまたどのような効果を生み出しているか、等々です。】
結局私自身も成長のプロセスにおいて振り返りという機能は重要な役割を果たす、また他者への指導の際も「振り返りは成長のコツだ」とも伝えていますが、このような研究実践家の方の言葉は励みになりました。改めて振り返りシートを作ろうかな。
その他にも様々な事柄をここまでも述べていますが、この章の最後に印象に残った言葉を引用してこの記事は一度締めたいと思います。
【現実はそんなに甘くないということばはよく聞きますが、それなら、あなた自身はどのように変わり、どのように変革を試みているのか。このプロセスが修士終了者には問われるわけです。】
これは修士終了者はもちろん、私たちがより良い生活を目指していくために必要なことなんだろうなぁと思いました。
途中まででも書きます。
なお個人的なアウトプットということで、気になったところのみを抽出しています。
今回の本は
【研究計画書デザイン】 細川秀夫著
増補改訂 研究計画書デザイン 大学院入試から修士論文完成まで
- 作者: 細川 英雄
- 出版社/メーカー: 東京図書
- 発売日: 2015/10/10
- メディア: 単行本
研究に対して深めていきたいのはもちろんだけれど、その方法やあり方をデザインしていくという着眼点のもの。いくら意欲があってもその設計図がないと実行していくためのハードルが高い。ましてやそういったフレームワークに弱く、企画力はともかく計画・経営力に乏しい私にとっては必要な本でした。また同著は大学院を前提に置きつつ、専門学校との比較、そして将来にわたる研究性の意義についてもフレームワークとともに述べています。
以下【】内は同著からの引用
▼前書き
【日本の教育行政の方針が大きく変化し、独立大学院の設置が積極的に認められ始めた】
つまりは、大学に求められるのは「専門性」ではなく、より幅広い「教養」。その証拠に企業などでは独自の教育カリキュラムを開発しているとも。確かに。
▼第1章ー1 今、なぜ大学院か
今、大学院に進んで勉強しようとしている人たちの主な理由が以下のようにまとめられています。
【①修士の資格が必要 ②日々の実践を裏付ける理論的な根拠が欲しい ③教育や研究のノウハウを体系的な観点から学びたい】
私の場合も②③に該当しました。
企業などから専門性を期待されない状況の中で、では大学院に期待されていることは何かという問には【新しい企画プロジェクトを組織したり、様々なプログラムや活動のコンセプトを立案したりするの能力を持つ人材の育成】としています。また海外で働くには修士号が必要なケースが多いとも。
・仕事を持つ人の突き当たる壁
【とにかく仕事をしたい、この気持ちから無我夢中で仕事をしてきて、ふと気がつくと、いったいこれでいいのかどうか不安……】
【理論的な裏付けがないため、突っ込まれると自信がない。】
筆者は日本語教育の実践・研究家であり、私としても教育に携わる身から共感することが多いです。また周囲の方々もこのように考えている教員の方々、研究者の方々の話も聞いているのでこのことは切実でした。
また専門学校との比較において、以下のように特徴をまとめています。
【専門学校の場合、多くは実務に関する技術やノウハウを教えることに的を絞っていますから、そのカリキュラムに即して、できるだけ実践的な指導ができるような人材を求めるはずです。】
【大学院2年間の計画が自分の問題として明確に提示できれば、とりあえずスタートすることはできます。大学院の利点としては、たんに技術的なノウハウばかりではなく、その分野の理論的背景や実践と研究との相互関係などを体系的に学べるということです。】
納得しました。
私のところで置き換えると、やはり大学院にあるかと。以前から考えてはいたけれど、また距離が近くなった気がします。
ただ、今現在としては手順や方法論を意識していきたい。その中で道筋として見えた時には大学院進学を考えていきたいと思っています。
▼第1章−2 充実した生活と仕事のために
この項で一番共感するのは、「振り返り」についてでした。
日頃から振り返りの意味を考えている身として、他者から言葉として改めてその意義を提示されるのは良い学びになりました。良い実践のために、ということで以下のように述べています。
【このことを考えるためには、まず自分のクラスを振り返らなければなりません。振り返りとは、自分のクラスで行われていることはいったい何なのか、クラスの設計は十分に生かされているか、その設計に基づきどのような方法を用いているか、それはまたどのような効果を生み出しているか、等々です。】
結局私自身も成長のプロセスにおいて振り返りという機能は重要な役割を果たす、また他者への指導の際も「振り返りは成長のコツだ」とも伝えていますが、このような研究実践家の方の言葉は励みになりました。改めて振り返りシートを作ろうかな。
その他にも様々な事柄をここまでも述べていますが、この章の最後に印象に残った言葉を引用してこの記事は一度締めたいと思います。
【現実はそんなに甘くないということばはよく聞きますが、それなら、あなた自身はどのように変わり、どのように変革を試みているのか。このプロセスが修士終了者には問われるわけです。】
これは修士終了者はもちろん、私たちがより良い生活を目指していくために必要なことなんだろうなぁと思いました。
第3回イエナプラン教育Skype学習会 振り返り [オランダ教育]
イエナプラン教育について
協会のHPをご参照ください。
http://www.japanjenaplan.org/
去年の11月より主に金曜の朝8:10-9:00でイエナプラン教育のSkype学習会を行っています。
第1回、第2回はそれぞれのやりたいこと、気になっていること、話し合いたいことなどを話し合っていました。
この日は2016年最初ということで、今後の進め方と2015年11月に行われたイエナプラン教育研究大会
の振り返りをしました。
▼研究大会の振り返り
▼特別支援の感想
・オランダの場合
みんな教育をうける権利があると主張するのが印象的だった。
・日本の場合
権利を主張しない
いがみあう→いじめ
・その他
①システムは違うのかもしれないけれど、イエナプラン教育ではインクルーシブが当たり前のようになっていた。
②特別支援という観点から特に目新しいことはなかった。
③過去にオランダを訪れた日本の特別支援の方々も同じようなことは言っていて、場合によっては日本の方が進んでいるものもあった。
▼先生たちの研修
・オランダの場合
年間で先生たちに割り当てられる研修費があることと、水曜の午後に研修や研究の時間が保証されている。
・イエナプランの場合
①先生たちの課題意識として、若い先生たちをどう育てていくのか、イエナプラン教育の質を保つにはどうしたらよいのかということで、イエナプラン教育研修会社JASが活躍している。(先生たちの先生)
②研修を「イエナプラン教育」の中で体験しながら「イエナプラン教育」を学べるのは大きいかもしれない。
③年に1回程度でも今回の日本であったような全国の研究大会があるのはいい。
JAS
http://jenaplannu.nl/
・日本の場合
①そもそも研修は先生たちに委任されている感があり、意欲によって差が大きいのでは
②応用力が少ないので、研修で受けたことを還元することが難しい、ないしは続きにくいのでは
③もっと先生たち同士で話し合えたらいいよね。特支は日常を録画してみんなでケーススタディーをしていた。そのためには話し合いがポジティブなものであるという実感が大切かも。
▼今後の進め方
「学校と授業の変革ー小イエナ・プランー」
著:P.ペーターゼン 著役者:三枝孝弘 山崎淳二
これを読書会形式で読んでいくことになりました。
次回は翻訳部分、P92-104(可能なら第1章P113まで)までを読んでおいて、気になったことを話し合います。
ご興味のあります方は、
sei_willkommen_hereinあっとhotmail.com (あっとは置き換えてください)
までご連絡ください。
協会のHPをご参照ください。
http://www.japanjenaplan.org/
去年の11月より主に金曜の朝8:10-9:00でイエナプラン教育のSkype学習会を行っています。
第1回、第2回はそれぞれのやりたいこと、気になっていること、話し合いたいことなどを話し合っていました。
この日は2016年最初ということで、今後の進め方と2015年11月に行われたイエナプラン教育研究大会
の振り返りをしました。
▼研究大会の振り返り
▼特別支援の感想
・オランダの場合
みんな教育をうける権利があると主張するのが印象的だった。
・日本の場合
権利を主張しない
いがみあう→いじめ
・その他
①システムは違うのかもしれないけれど、イエナプラン教育ではインクルーシブが当たり前のようになっていた。
②特別支援という観点から特に目新しいことはなかった。
③過去にオランダを訪れた日本の特別支援の方々も同じようなことは言っていて、場合によっては日本の方が進んでいるものもあった。
▼先生たちの研修
・オランダの場合
年間で先生たちに割り当てられる研修費があることと、水曜の午後に研修や研究の時間が保証されている。
・イエナプランの場合
①先生たちの課題意識として、若い先生たちをどう育てていくのか、イエナプラン教育の質を保つにはどうしたらよいのかということで、イエナプラン教育研修会社JASが活躍している。(先生たちの先生)
②研修を「イエナプラン教育」の中で体験しながら「イエナプラン教育」を学べるのは大きいかもしれない。
③年に1回程度でも今回の日本であったような全国の研究大会があるのはいい。
JAS
http://jenaplannu.nl/
・日本の場合
①そもそも研修は先生たちに委任されている感があり、意欲によって差が大きいのでは
②応用力が少ないので、研修で受けたことを還元することが難しい、ないしは続きにくいのでは
③もっと先生たち同士で話し合えたらいいよね。特支は日常を録画してみんなでケーススタディーをしていた。そのためには話し合いがポジティブなものであるという実感が大切かも。
▼今後の進め方
「学校と授業の変革ー小イエナ・プランー」
著:P.ペーターゼン 著役者:三枝孝弘 山崎淳二
これを読書会形式で読んでいくことになりました。
次回は翻訳部分、P92-104(可能なら第1章P113まで)までを読んでおいて、気になったことを話し合います。
ご興味のあります方は、
sei_willkommen_hereinあっとhotmail.com (あっとは置き換えてください)
までご連絡ください。
第2回イエナカフェ大田 [イエナカフェ]
研修0日目 集合とウェルカムディナー [オランダ教育]
2015/08/16(日) 16:00
21人の研修参加者がオランダ、スキポール空港のミーティングスペースに集合しました。
21人の参加者の中にはご家族連れの方が3組いらっしゃって、参加者の方々の意欲や熱意を感じました。
小学校の先生たちを中心メンバーに教育関係で様々なことをされている方々が集まり、今後の一週間にとても期待出来そうです。
多いときには30人もの参加者の方がいるそうですが、今回もなかなかの人数。研修も3・4年前は移動も大型タクシーとコーディネーターであるリヒテルズ直子さんの車に分乗して移動する形でしたが、最近では大型バスに。
またサポーターとして、最近現地の研修で通訳他のお手伝いをしているアーティストの桑原さんも参加で充実していきそうです。
桑原真理子
http://marikokuwahara.com/
私自身も参加者ではありますが、そこに甘んじず、研修がよりよく進行していけるように、みなさんと協力しながらやっていけたらと想います。
さて、研修所に到着しました。
JAS (Jenaplan advies & schooling)
JASはオランダ語でジャケットも意味するので、右手前にはそのモチーフが置かれています。
(写真 森田茂氏提供)
詳しくは↓(オランダ語)
http://jenaplannu.nl/index.php?id=3
宿舎は隣接するこちら
Het bovenveen
http://www.hetbovenveen.nl/
この間にあるのはマルチプルインテリジェンスの方々が使用する研修施設でもあります。
(写真 森田茂氏提供)
緑豊かで空気がとても美味しいですね。(以前の写真 同じ研修所です)
ヒューバートさんとフレークさんの出迎えと共に、研修所のスタッフの方々が食事を用意してくださり、ウェルカムディナーがスタートしました。
今回は20人を超え、なかなか一度では全員と話をすることはできませんでしたが、時間を追って、またワークなどを通してここに集まる人たちの想いを共有していきながら、帰国後もオランダでの学びを生かし合っていきたいな、と改めて思いました。
21人の研修参加者がオランダ、スキポール空港のミーティングスペースに集合しました。
21人の参加者の中にはご家族連れの方が3組いらっしゃって、参加者の方々の意欲や熱意を感じました。
小学校の先生たちを中心メンバーに教育関係で様々なことをされている方々が集まり、今後の一週間にとても期待出来そうです。
多いときには30人もの参加者の方がいるそうですが、今回もなかなかの人数。研修も3・4年前は移動も大型タクシーとコーディネーターであるリヒテルズ直子さんの車に分乗して移動する形でしたが、最近では大型バスに。
またサポーターとして、最近現地の研修で通訳他のお手伝いをしているアーティストの桑原さんも参加で充実していきそうです。
桑原真理子
http://marikokuwahara.com/
私自身も参加者ではありますが、そこに甘んじず、研修がよりよく進行していけるように、みなさんと協力しながらやっていけたらと想います。
さて、研修所に到着しました。
JAS (Jenaplan advies & schooling)
JASはオランダ語でジャケットも意味するので、右手前にはそのモチーフが置かれています。
(写真 森田茂氏提供)
詳しくは↓(オランダ語)
http://jenaplannu.nl/index.php?id=3
宿舎は隣接するこちら
Het bovenveen
http://www.hetbovenveen.nl/
この間にあるのはマルチプルインテリジェンスの方々が使用する研修施設でもあります。
(写真 森田茂氏提供)
緑豊かで空気がとても美味しいですね。(以前の写真 同じ研修所です)
ヒューバートさんとフレークさんの出迎えと共に、研修所のスタッフの方々が食事を用意してくださり、ウェルカムディナーがスタートしました。
今回は20人を超え、なかなか一度では全員と話をすることはできませんでしたが、時間を追って、またワークなどを通してここに集まる人たちの想いを共有していきながら、帰国後もオランダでの学びを生かし合っていきたいな、と改めて思いました。
オランダでのイエナプラン教育研修にむけて [オランダ教育]
まもなくオランダへ成田空港から飛び立ちます。
今回は安さを選んで大韓航空で韓国を経由してオランダへと入国します。
オランダ自体にはこの研修以外にも何度か訪れていますが、今回の研修は4度目になります。
おそらく日本人の中では最多回数ではないでしょうか。
それぞれの時の目的を整理すると、
第1回;とにかくオランダの教育を知る
第2回;記録をとる
第3回;これまでの活動、実践を振り返る
でした。
今回の目的は
【研修の内容やイエナプラン教育に関するストーリーを広く共有する】
です。
よって、ゴールは全日程の記事を書いてシェアをすることにあります。
オランダでイエナプラン教育を広めたスース・フロイデンタール女史は私財を投じてその普及に努めました。
そのようなものには足元にも及ばないかもしれませんが、いち一般人として、イエナプラン教育に魅せられてここで生きていくと決めた1人の人として、小さな出来ることをこれからも積み重ねていきたいと思います。
今回は安さを選んで大韓航空で韓国を経由してオランダへと入国します。
オランダ自体にはこの研修以外にも何度か訪れていますが、今回の研修は4度目になります。
おそらく日本人の中では最多回数ではないでしょうか。
それぞれの時の目的を整理すると、
第1回;とにかくオランダの教育を知る
第2回;記録をとる
第3回;これまでの活動、実践を振り返る
でした。
今回の目的は
【研修の内容やイエナプラン教育に関するストーリーを広く共有する】
です。
よって、ゴールは全日程の記事を書いてシェアをすることにあります。
オランダでイエナプラン教育を広めたスース・フロイデンタール女史は私財を投じてその普及に努めました。
そのようなものには足元にも及ばないかもしれませんが、いち一般人として、イエナプラン教育に魅せられてここで生きていくと決めた1人の人として、小さな出来ることをこれからも積み重ねていきたいと思います。
第1回イエナカフェ@大田 [報告]
2015.8.1 PM 13:30-16:30
場所:mics大田 (JR蒲田駅前)
日本イエナプラン教育協会 大田支部立ち上げ
【第1回イエナカフェ@大田】が行なわれました。
実際には今までイエナカフェ@蒲田として3ヶ月に一度活動していましたが、今回は支部立ち上げの第1回としました。
大田支部では、東京の江東支部と千葉の浦安支部と協力をし合いながら運営をしていて、今までは各会場1ヶ月ずつのローテーション、つまり、蒲田では3ヶ月に一度の開催という形です。
この3支部の中で、蒲田は実践に近いことを学び合うのがコンセプトです。
内容
1.関係性作りのゲームを体験してみよう
2.現地イエナプラン校の先生たちのインタビューから学ぼう
ワークショップなどではよく行なわれるアイスブレイクゲームを最初にしましたが、
2・3練習をしたら、集まった参加者同士でどんなアイスブレイクにするのかを出し合って、自分たちの力で学びあっていきました。
また関係性作りのゲームも、こちらからの提案は最小限で、どんなゲームが出来るかを集まった人たちで出し合い、実際にいろいろと遊んでみました。
これがなかなか面白かったです。
日本に昔からある遊びや、それらに一工夫を加えた遊びで、初対面の方々もいる中で楽しく遊ぶことができました。
後の感想でも、「遊びの重要性を再確認した」「また遊びをやってみる回を作りたい」という声もあがりました。
休憩を挟んで後半は、最近発売されたイエナプラン教育DVDの特典映像にある、現地イエナプラン教育校先生たちの収録インタビューを視聴し、その中で気になったこと、もやもやすることを自由にゆっくりと集まった方々で話し合うことが出来ました。
最後には、支部立ち上げということで、今回集まった方からも有志の運営を募り、次回以降どんなことをやっていきたいかを話し合い、とても有意義な時間となりました。
具体的には、
1.20の原則読み合う会
2.ゲーム会
3.フィードバック会
4.目標設定 ブロックアワーなど
5.基本編DVD&対話会
3ヶ月に1度のペースではやりきれないかもしれないので、今後のペースなども検討していきたいと思います。
直接運営(現状は何をやりたいか話し合う、ちょっとした当日の手伝い程度)に関わって見たい方にはFacebook上になりますが、グループページも作成しましたので、どうぞご連絡ください。
場所:mics大田 (JR蒲田駅前)
日本イエナプラン教育協会 大田支部立ち上げ
【第1回イエナカフェ@大田】が行なわれました。
実際には今までイエナカフェ@蒲田として3ヶ月に一度活動していましたが、今回は支部立ち上げの第1回としました。
大田支部では、東京の江東支部と千葉の浦安支部と協力をし合いながら運営をしていて、今までは各会場1ヶ月ずつのローテーション、つまり、蒲田では3ヶ月に一度の開催という形です。
この3支部の中で、蒲田は実践に近いことを学び合うのがコンセプトです。
内容
1.関係性作りのゲームを体験してみよう
2.現地イエナプラン校の先生たちのインタビューから学ぼう
ワークショップなどではよく行なわれるアイスブレイクゲームを最初にしましたが、
2・3練習をしたら、集まった参加者同士でどんなアイスブレイクにするのかを出し合って、自分たちの力で学びあっていきました。
また関係性作りのゲームも、こちらからの提案は最小限で、どんなゲームが出来るかを集まった人たちで出し合い、実際にいろいろと遊んでみました。
これがなかなか面白かったです。
日本に昔からある遊びや、それらに一工夫を加えた遊びで、初対面の方々もいる中で楽しく遊ぶことができました。
後の感想でも、「遊びの重要性を再確認した」「また遊びをやってみる回を作りたい」という声もあがりました。
休憩を挟んで後半は、最近発売されたイエナプラン教育DVDの特典映像にある、現地イエナプラン教育校先生たちの収録インタビューを視聴し、その中で気になったこと、もやもやすることを自由にゆっくりと集まった方々で話し合うことが出来ました。
最後には、支部立ち上げということで、今回集まった方からも有志の運営を募り、次回以降どんなことをやっていきたいかを話し合い、とても有意義な時間となりました。
具体的には、
1.20の原則読み合う会
2.ゲーム会
3.フィードバック会
4.目標設定 ブロックアワーなど
5.基本編DVD&対話会
3ヶ月に1度のペースではやりきれないかもしれないので、今後のペースなども検討していきたいと思います。
直接運営(現状は何をやりたいか話し合う、ちょっとした当日の手伝い程度)に関わって見たい方にはFacebook上になりますが、グループページも作成しましたので、どうぞご連絡ください。
2015.7 吹奏楽指導の一例 [実践]
2015.7.22(水) 9:00-12:15
目的:自分たちの力で高め合い成長できるようになる
その他音楽的に足りないところの指導
act 1. ペアトーク/フィードバック
act 2. カードで診断 みんながアドバイザー
act 3. レクチャー
act 4. セクション練習に向けて
act 5. セクション練習
act 6. セクション発表会
act 7. 合奏評価練習
act 8. ミニ合奏 レクチャー&指導
act 9. 振り返り
★act 1. ペアトーク/フィードバック
「学年と名前の自己紹介&最近困ってること」
1.お隣さんとじゃんけんをして勝った方がインタビュアー
自己紹介が終わったらじゃんけん。「最近困っていることはというと?」「どんな感じ?」「もう少し詳しく教えて」(やれたら「エピソードはある?」)という質問フォームを使う。
2.最後まで話を聴いたら、相手の言ったことをおうむ返しでフィードバックする
3.交代
4.色々なペアで繰り返す
★act 2. カードで診断 みんながアドバイザー
「最近困っていること/こうなりたい&アドバイス」
1.act1と同じ流れだが、今度は相談を受けた側はそれに自分なりのアドバイスをする
2.交代
3.色々なペアで繰り返す
★act 3. レクチャー
「3つのコツと7つのポイント」
1.act1と2を踏まえて、実はもう経験しているところをスタート地点にレクチャー。
▼成長のコツ
①問いを持つこと
②振り返ること
③コミュニケーションを意識すること
▼上達のコツ
①フィードバック
②誰かに教える
▼充実のコツ
①課題を持つこと
②やれることはやってみる
★act 4. セクション練習に向けて
「今日は何を意識して練習する?/理想の仲間は?」
1.セクションごとに発表へ向けて課題設定
2.それぞれのセクションでの話し合い課題も。今回は理想の仲間。(他にも理想の練習環境、合奏、いい先輩 いい演奏etc...)
★act 5. セクション練習
★act 6. セクション発表会
「いいね!セレクション&改善ポイント」
1.それぞれのセクションを聴いて、聴いている人は全員一言感想。
→最初の半分の人は「演奏の良かったところ」、残りの半分の人は「改善すべきところ/課題点」
2.全パートこれを行う。
★act 7. 合奏評価練習
act.6の合奏バージョン。
適当な箇所を指揮者とともに演奏してもらい、聴いている中学生や演奏外の人に6と同様の評価を行う。(時間短縮のため、順に数字を言ってもらい、7の倍数にあたった人に代表して発言してもらった)
速いTutti部分と中間部の2箇所を行う。
★act 8. ミニ合奏 レクチャー&指導
「音楽・合奏について」
▼音楽の学び方
①フレージング(力学)
②作曲家・編曲家の想い(楽譜)を考える
▼合奏の在り方
①心のチューニング
②音楽を合わせる基本ライン
★act 9. 振り返り
▼導入と振り返り
今日は何を意識して練習する?
今日練習してどうだった?
@その他提案
▼自分たちの力で成長する
①チーム スーパーバイザー(演奏面や講師)
②パート練、セクション練発表
(課題を述べるー演奏するーフィードバック)
③録音録画を多用する
▼技術面(ここまではやっていない)
脱力法
ブレストレーニング
ヴァリエーション
▼精神面
いま吹奏楽をしている意味
何かの役に立つ?それとも?
理想のパート/セクションは?
理想の練習環境
全員が成長する方法を考える
理想の仲間って?
目的:自分たちの力で高め合い成長できるようになる
その他音楽的に足りないところの指導
act 1. ペアトーク/フィードバック
act 2. カードで診断 みんながアドバイザー
act 3. レクチャー
act 4. セクション練習に向けて
act 5. セクション練習
act 6. セクション発表会
act 7. 合奏評価練習
act 8. ミニ合奏 レクチャー&指導
act 9. 振り返り
★act 1. ペアトーク/フィードバック
「学年と名前の自己紹介&最近困ってること」
1.お隣さんとじゃんけんをして勝った方がインタビュアー
自己紹介が終わったらじゃんけん。「最近困っていることはというと?」「どんな感じ?」「もう少し詳しく教えて」(やれたら「エピソードはある?」)という質問フォームを使う。
2.最後まで話を聴いたら、相手の言ったことをおうむ返しでフィードバックする
3.交代
4.色々なペアで繰り返す
★act 2. カードで診断 みんながアドバイザー
「最近困っていること/こうなりたい&アドバイス」
1.act1と同じ流れだが、今度は相談を受けた側はそれに自分なりのアドバイスをする
2.交代
3.色々なペアで繰り返す
★act 3. レクチャー
「3つのコツと7つのポイント」
1.act1と2を踏まえて、実はもう経験しているところをスタート地点にレクチャー。
▼成長のコツ
①問いを持つこと
②振り返ること
③コミュニケーションを意識すること
▼上達のコツ
①フィードバック
②誰かに教える
▼充実のコツ
①課題を持つこと
②やれることはやってみる
★act 4. セクション練習に向けて
「今日は何を意識して練習する?/理想の仲間は?」
1.セクションごとに発表へ向けて課題設定
2.それぞれのセクションでの話し合い課題も。今回は理想の仲間。(他にも理想の練習環境、合奏、いい先輩 いい演奏etc...)
★act 5. セクション練習
★act 6. セクション発表会
「いいね!セレクション&改善ポイント」
1.それぞれのセクションを聴いて、聴いている人は全員一言感想。
→最初の半分の人は「演奏の良かったところ」、残りの半分の人は「改善すべきところ/課題点」
2.全パートこれを行う。
★act 7. 合奏評価練習
act.6の合奏バージョン。
適当な箇所を指揮者とともに演奏してもらい、聴いている中学生や演奏外の人に6と同様の評価を行う。(時間短縮のため、順に数字を言ってもらい、7の倍数にあたった人に代表して発言してもらった)
速いTutti部分と中間部の2箇所を行う。
★act 8. ミニ合奏 レクチャー&指導
「音楽・合奏について」
▼音楽の学び方
①フレージング(力学)
②作曲家・編曲家の想い(楽譜)を考える
▼合奏の在り方
①心のチューニング
②音楽を合わせる基本ライン
★act 9. 振り返り
▼導入と振り返り
今日は何を意識して練習する?
今日練習してどうだった?
@その他提案
▼自分たちの力で成長する
①チーム スーパーバイザー(演奏面や講師)
②パート練、セクション練発表
(課題を述べるー演奏するーフィードバック)
③録音録画を多用する
▼技術面(ここまではやっていない)
脱力法
ブレストレーニング
ヴァリエーション
▼精神面
いま吹奏楽をしている意味
何かの役に立つ?それとも?
理想のパート/セクションは?
理想の練習環境
全員が成長する方法を考える
理想の仲間って?
【子どもの幸福度No.1の国オランダの教育から学ぶことは何?】 [オランダ教育]
一般社団法人 こたえのない学校、藤原さんの記事のご紹介です。
リヒテルズさんの講演に参加されて。
http://kotaenonai.org/blog/satoblog_150706_hollandedu/
同社団法人様とはプログラム開発と探求学習のファシリテーター協力をしています。
リヒテルズさんの講演に参加されて。
http://kotaenonai.org/blog/satoblog_150706_hollandedu/
同社団法人様とはプログラム開発と探求学習のファシリテーター協力をしています。